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「第15回キンカ高分子化学研修コース」
【プログラムPDF】
主 催:近畿化学協会
協 賛:日本化学会近畿支部 高分子学会関西支部 繊維学会 日本接着学会
化学工学会関西支部 有機合成化学協会関西支部 大阪工研協会
キンカの面倒見のよさを生かした企画です。就職して、高分子の研究や製造業務に携わ
ることになった新社会人や、製造現場にかかわりを持つ経験者で高分子化学を再度概観さ
れたい方を対象としています。大学でも企業でも教えられない「高分子の実学の基礎」を
わかりやすく伝授する、ひと味違った講習会です。企業では多くの研究者が高分子に携わ
っているのに、就職してすぐに役立つ基礎知識についてはほとんど学べていないのが実態
です。企業研修プログラムとしても利用していただけ、この研修をきっかけにして高分子
化学のセンスと実学を効率よく身につけてください。
またキンカが大切にしている、人と人との交流についてもサポートします。講演終了後
に交流会を行い、企画委員も多数加わって若いうちから他社に知り合いを作るお手伝いを
します。将来必ず役に立ちますので、ぜひとも参加して、質問の続きや情報の交換をして
産学官に知り合いを作ってください。
日 時:平成30年 3月 5日(月)10時 〜 19時
会 場:大阪科学技術センター 7F 701号室
(大阪市西区靭本町1-8-4、 電話06-6443-5324)
〈交通〉地下鉄四つ橋線「本町」駅25番、28番出口を北へ徒歩約5分
うつぼ公園北詰
【プログラム】
1. 高分子の概論と合成〜基礎と最先端合成技術(10:00 - 11:10)
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 教授 中 建介 氏
近年の多様なモノマーを用いた精密重合法の発展によって、末端基、分子量および立体
構造が高度に制御された優れた機能をもつ高分子の合成が可能となっており、これら高分
子を用いた光学材料、電子材料、磁性材料や医用材料などが次々と開発されている。本講
演では包括的に最先端の高分子合成技術を知り、自らの研究や材料開発に取り入れられそ
うな高分子材料に関するヒントを得られることを目的とする。
2. 高分子物性の基礎と応用〜相溶性と高分子ブレンド(11:10 - 12:20)
滋賀県立大学工学部材料科学科 教授 徳満 勝久 氏
高分子材料が1種類だけの材料として用いられるケースは少なく、他材料との複合化や
ブレンド材料として用いられることが多い。その高分子の“混ざる・混ざらない”を通じ
て、「高分子ブレンド」の基礎を理解し、さらにはそれらブレンド材料の物性評価の基礎
と応用について解説し、最近の研究開発の事例についても紹介する。
3. 高分子の製造技術〜重合反応装置における攪拌と混合(13:20 - 14:30)
住友重機械プロセス機器(株)技術部
グループリーダー 竹中 克英 氏
攪拌型の重合反応装置は、ポリマー製造プロセスにおけるプラント全体の心臓部として
使用されるケースが多い。本章では、重合反応装置の選定および設計に関する基本的な考
え方について説明し、あわせて最近の開発動向を紹介する。
4. 高分子材料の成形加工品の評価〜ユーザーから見れば(14:30 - 15:40)
大阪ガス(株)技術戦略部
オープンイノベーション室長 樋口 裕思 氏
様々な方法で加工された成形品を、実際に使用する立場で評価して品質管理を行う方法
について、いくつかの事例を挙げて紹介する。また、得られた結果から、材料の選定基準
の見直しや成形方法へのフィードバックなどへの取り組みを紹介する。
5. 研究と事業化〜筋の通った研究開発を進めるために(15:50 - 17:30)
神戸大学客員教授/元(株)日本触媒 喜多 裕一 氏
いつの時代も「筋の通った研究開発」を進めるのは本当に難しい。このための一般解を
見出すのは極めて困難と思われるが、演者の事業化経験と種々の研究開発事例の解析をも
とに筋の通った研究開発とは何かを掘り下げ、現実にそれを遂行するために何が重要であ
るのかを考えた。皆さんが研究開発を進める上で役立てば幸いである。
交流会(17:40 - 19:00)
於:同所 地下1F B101号室 参加無料
定 員 50名
参 加 費 主催・協賛団体会員 30,000円、会員外 40,000円(テキスト・消費税含む)
申込方法 申込書に必要事項を明記の上、お申し込み下さい。
(Webページからもお申込みいただけます。<最下部のボタンをクリック>)
*参加費は、銀行振込(三井住友銀行備後町支店 普通預金No.1329441
一般社団法人近畿化学協会)、郵便振替(00930-5-64179 一般社団
法人近畿化学協会)または現金書留の何れかでお願いします。
(振込手数料は参加者でご負担願います)
*主催・協賛団体会員である会社・工場よりお申込みの場合、参加者個人が会
員外であっても会員参加費で取り扱います。
*申込者には参加証を送付します。(2月中旬頃)
*お申込後のキャンセルは開催日の前日までにお願い致します。前日までに
ご連絡がない場合は参加費を頂戴致します。
申 込 先 〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4(大阪科学技術センター6F)
一般社団法人 近畿化学協会
TEL:06-6441-5531 FAX:06-6443-6685
E-mail:mail@kinka.or.jp
受講者名 | 会員資格 | ||
勤務先 | 部・課名 | ||
所在地 | 〒 |
TEL | |
FAX | |||
連絡先 | 〒(勤務先と同じ場合は記入不要) |
TEL | |
FAX | |||
交流会 | 参加( ) ・ 不参加( ) | ||
送金内容 | ( )主催・協賛団体会員 30,000 円 ( )会員外 40,000 円 |
( )銀行振込 ( )郵便振込 ( )現金書留 |
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( )請求書 要 |