第12回研究会(第4回公開講演会)

「21世紀を見据えた自動合成の展望」

主催 近畿化学協会合成部会ロボット合成研究会              
日時 平成12年7月25日(火)9:30−17:00         
会場 大阪科学技術センター 8階中ホール                
          大阪市西区靭本町1−8−4 電話 06-443-5324  
交通 地下鉄四ツ橋線「本町駅」25番・28番出口を北へ約5分       
   または同御堂筋線「本町駅」2番出口を西北へ約10分(うつぼ公園北詰)


   化学合成にガラス反応容器を使いだして長い時間が過ぎ去りました.今世紀末に流れが加速化した有機合成の自動化は来世紀にはもはや不可避の流れでしょう.反応の予測に使用できるコンピューターシミュレーションの可能性は?また,第五のメディアとして注目されるフルオラス法は後処理や精製法の簡略化の決定版となるでしょうか?コンビケムテクノロジーへの合成側からのアプローチは?また,来世紀において期待されるマイクロリアクターは化学プラントの姿を一新させてしまうのでしょうか?来世紀の自動合成化学の流れを占うため,エキスパートによる講演と,最新の合成ロボットなどのメーカーによる展示・デモを行いました.

─講 演─1.「生成物の単離および触媒回収に関する方法論の新たな展開」
                        折田 明浩 氏(岡山理科大学)

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2.「An Introduction to Fluorous Techniques for Organi Synthesis:
   From Separating Mixtures to Making Mixtures」(English)
                        Dennis P. Curran 氏(Univ. of Pittsburg)

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3.「High-Throughput Synthesis のための方法論」
                        小林  修 氏(東京大学)

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4.「反応予測と反応データベース−その活用・問題点・展望」
          科学技術振興事業団さきがけ研究21「情報と知」領域研究員
                        佐藤 寛子 氏(理化学研究所)

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5.「化学技術戦略推進機構(JCII)ワーキンググループ調査研究報告」
   化学合成を指向したマイクロリアクター技術−21世紀の物質生産システム
                        佐藤 忠久 氏(富士写真フィルム(株) 足柄研究所)

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─ 展 示 ─

合成ロボットの展示・デモンストレーションは16:00まで行いました.
会場:小ホール

─ミキサー─

講演終了後(17時15分より),講師の先生をお囲みしてアフターディスカッションを行いました.
会場:701号室 会費:無料

─参 加 費─

協賛団体会員:(企業)15,000円/(大学)5,000円 ; 会 員 外 :25,000円