近畿化学協会

機能性色素部会要綱

目的

 本部会は、産学協同や異業種間技術交流の接点として機能性色素をとらえ、新しいソーシャルニーズと機能性材料の動向をさぐり、且つ周辺先端技術とともに、新機能性色素のデザイン、合成および物性研究に関する最新の話題を提起することによって、それが我が国の機能性色素材料の化学ならびにその周辺工業の発展に寄与することを目的とする。

 そのための事業として、企画、開発、研究および技術者による産学協同・異業種間企業交流の研鑚会をもち、国内・外における新知識、新情報の交換をはじめ未利用資源、中間体の有効利用、機能性先端技術商品の開発等に取り組み、また必要に応じては、目的研究会を設置して新しい機能性色素材料の発掘を試みる。さらに本部会と緊密な関係にある部会と連携して諸事業を行う。

事業

上記の目的を達成するために次の事業を行う。

1)例会

非公開で参加無料(四半期に一回の割合で開催予定)

国際的あるいは国内的にホットな話題を取り上げ、国内外のエキスパートを招いて、サロン的雰囲気で話題提供と懇談を行う。「例会」終了後にはビアパーティ等を開催し、より一層の親睦交流(アフターディスカッション等を含めて)を図る。

2)特定のプロジェクトに関する産学協同と異業種間交流事業の斡旋

非公開で、参画は部会員に限る。例えば、法人会員の依頼(企画・開発・研究・調査等)を学識会員や異業種法人会員へ積極的に斡旋する。また、学識会員の現在の研究テーマを法人会員に紹介し、学術研究の発展の道を開く。

3)法人会員間の「製品」ならびにその周辺の諸問題にまつわる情報の橋渡し

例えば、原料、中間製品、副生成品等の問題について法人会員間において、相補なわれ有効利用されること、また時には、物性改善や物性評価法の新手法について可能な範囲での相互協力がなされることを両者間に立って積極的に推進する。

4)研究用データベースやソフトの相互利用

学識会員が開発した研究用データべースやソフトを積極的に部会員に紹介し、法人会員の開発研究や学識会員の学術研究の発展に寄与する。

組織

 本部会は、機能性色素材料の化学およびその応用に関係する会社・事業所(法人会員)、ならびに大学・公立研究機関の研究者(学識会員)をもって組織し、近畿化学協会の専門部会として、その性格は非公開とする。部会員の資格は、近畿化学協会の会員(特別会員または正会員)でなければならない。

部会費

本部会の経費は、法人会員の会費および寄付金による。

法人会員の会費は、年間1口3万円。但し、1口につき登録会員1名とする。

会計年度は毎年4月1日より翌年3月末日とする。

役員

会長の委嘱により、部会長1名、幹事若干名を置く。

部会長ならびに幹事をもって幹事会を構成し、諸事業の計画を遂行し、その運営をはかる。


以上